2008 年
7 月
10 日
カテゴリ:活動報告
すべり台社会!!
〜NPO法人もやいの湯浅さんから聞いた格差の現実〜
|
厚生労働省の予算を毎年2200億円減らすということが行われているために、国の社会保障全体が悲鳴をあげています。今回東京自治研究センターが主催する月例フォーラムで「貧困と反貧困の現場から」と題して、湯浅誠さんを招いて学習会が開かれました。 生活保護は社会のセーフティネットであるはずなのに、その条件を満たしているにもかかわらず、その75%が受給に至っていないという現実。申請書を渡さない、保護を切るなどの問題が報道されていますが、機械的に予算削減としていることに問題があるのです。撤回されたとはいえ、ジェネリック薬品を保護世帯が希望しなければ、保護を打ち切りも検討せよというような通達や、未承認薬の問題も・・・。
労働問題では、派遣などの非正規雇用者は「負け組」、正規雇用者は「勝ち組」と単純に区別できない現状になっています。規雇用者が会社のコアとしての役割を求められ、長時間労働をこなし派遣以上の労働を求められている中で、精神を病む人も増えています。「仕事ができなければ辞めてもらいます」というようなことをちらつかされ、休むこともできずに病気になり、仕事が続けられなくなって辞めれば、転落が待っているという構図。 派遣でしか雇用してもらえない現実。国民健康保険はもとより、失業保険も無い、生活保護も受けさせてくれない。それを「自己責任」とかたずけてしまう、私たちはこんな社会に暮らしているのです。
今の日本はいつでも誰でも「貧困層」に落ちていく社会構造になっているという湯浅さんの言葉は重い。
|
|
|
活動報告 最新20
|